眼瞼下垂手術
眼瞼下垂手術
眼瞼挙筋という筋肉が伸びて働きが悪くなり、眼瞼が持ち上げられない状態を「眼瞼下垂」といいます。
改善には手術(眼瞼挙筋短縮術)が必要です。局所麻酔で片側30分程度の手術です。
眼瞼の皮膚を切開して眼瞼挙筋を露出し、瞼板から一旦はずします。眼瞼挙筋が伸びて力が入らなくなっているので、短縮してピンと張った状態で再度瞼板に固定し、まぶたが開くようにします。
術後しばらくまぶたが赤く腫れた感じになりますが、徐々に落ち着いてきます。
皮膚を切開せず、まぶたの裏のみを切開して行う方法もあります。皮膚に傷が残らないというメリットがありますが、眼瞼下垂が高度の場合には適応にならないこともあります。